虹の色の憶え方【歌で覚えたり、理屈っぽく憶えたりするやり方】
虹の色について、歌で覚える方法と、理屈っぽく憶える方法をご紹介します。歌はリズムで感覚的に覚えることができます。理屈の方は、あれこれと考えているうちに記憶しているという感じです。
虹の色は、外側から、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色です。橙(だいだい)はオレンジ、藍は濃い青色です。
歌で覚える方法
外側の色から順に、「せき、とう、おう、りょく、せき、らん、し」と読み、覚えます。
リズムは般若心経(はんにゃしんぎょう)です。お葬式の時のように、「せきとうおうりょくせきらんしー」とリズムをつけると覚えやすいです。
せきとうおうりょく……を憶えても、赤(あか)や藍(あい)、紫(むらさき)とは読み方が違います。そのため、せきは赤で、らんは藍で、という繋がりも覚える必要があったりします。
理屈で憶える方法
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の順番になる理屈を覚えて、思い出しやすくします。
虹の端は赤と紫です。これは、赤外線と紫外線に関連づけて憶えることができます。赤外線は赤色の光の外なので「赤外」線、紫外線は紫色の光の外なので「紫外」線です。
緑外線(りょくがいせん?)などの名称がないのは緑の外は黄色もしくは青色のためです。赤の外や紫の外って具体的にどういうことかと疑問に持つ方もいると思いますが、これは、波長(光は波なので、その波の長さ)の違いです。
赤の隣の色
赤を薄めるようなイメージで、赤の隣の色が覚えやすくなります。赤を薄めると、橙(オレンジ)になり、さらに薄めると黄色になります。
赤の隣の色は、信号を思い浮かべると覚えやすいです。信号は、赤、黄、緑の順番に並んでいます。
紫の隣の色
黒に近い紫を明るくしていくイメージで、藍、青、緑を覚えることができます。
青と緑、緑と黄色は、全く違う色なので順番を入れ替えてしまうことはないと思います。しかし、藍と青は、どちらが紫の隣か、混乱するかもしれません。
この場合、青は水色と認識した方がいいかもしれません。下の画像のように、青は水色、藍は青で虹が描かれることもあります。
余談(虹色になる理由)
虹は太陽の光が大気中の雨粒などに反射することで生まれます。
太陽の光には、すべての色が含まれています。しかし、水滴の中で反射すると、色が分離します。分離した結果、虹がみえるようになります。