変化球はなぜ曲がるのか?【自由研究風】
変化球が曲がる理由とは!?自由研究風に、動機(調べようと思った理由)、研究の方法、結果、感想をまとめています。
曲がる理由
ボールは回転がかかっていると曲がります。これは、回転によってボールの周りを流れる空気が速くなったり遅くなったりするためです。回転しているボールの周りの空気の速さの違いによって、ボールにかかる力(圧力)が変わり、ボールの周りで力が弱くなっているところができます。こうして、ボールにまんべんなくかかっていた力が、ある部分だけ弱くなり、その弱くなった部分にボールが移動します。
これは、野球の変化球に限らず、テニス、卓球、サッカーなど、すべての球技に当てはまる理由です。
以下では、動機、研究の方法、結果、感想という章にわけて、自由研究のようにご紹介します。
動機
ボールが回転すると曲がる理由を知り、これからの野球の練習に役立てる。
研究の方法
高いところからボールを落とし、ボールが曲がるかどうか確認する。
さらに、回転方向を変え、ボールの動きが変わるか確認する。
参考動画
高いところからバスケットボールを落として実験しています。回転をくわえると、ボールの動きが変わっています。
動画では、ボールが曲がる理由も説明されています。空気の動きのイメージが動画になっており、わかりやすいです。
研究の結果
手前に回転をかけると、ボールは、自分から離れる方向へ動いた。
逆に回転をかけると、ボールは自分に近づく方向へ動いた。
感想
ボールに回転をかけることで、ボールが曲がることがわかった。
野球で変化球を投げるために、持ち方をまねするだけではなく、回転をかけることを考えてボールを投げたいと思った。
注意点
最後に「変化球」をテーマにした自由研究の注意点をまとめます。
ボールを落とす実験
参考動画はダムとバスケットボールの組み合わせで実験しています。
落下実験をマンションや学校などで行うと、ボールが人にぶつかる可能性があります。人の少ない場所で実験するようにします。
このボールを落とす実験はボールの重さや落とす高さがないと、うまくいかないかもしれません。
もし、うまくいかなかったとしても、どうしてうまくいかないのか、をテーマにすると、それ自体が自由研究になります。この場合は、ボールをピンポン玉、テニスボール、バスケットボールなどに変えて実験すれば、違いを観察することができます。
結果の見せ方
動画が提出できない場合は、落下地点の写真などを自由研究にのせるとわかりやすいです。
変化球との関連
結果に変化球の投げ方を書き、さらに、どのような回転がかかって、どう動くのか(曲がるのか)を書くと、実験結果をもとにした考察ができます。