NovelAIのimg2imgについて

使い方

まずは画像を準備する必要があります。img2imgでは、準備した画像をアップロードするだけではなく、自分で新たに画像を描く（スケッチする）こともできます。

新規作成

自分で絵を描く場合は、操作画面で「Paint New Image」を選択します。この項目はポジティブプロンプトの上の方にあるはずです。えんぴつのアイコンが目印です。

「Paint New Image」を押すとキャンバスやペン、消しゴムなどが登場するはずです。この画面に遷移したら、描画ツールの要領で、キャンバスに絵を描きます。このとき、精細な絵を描く必要はありません。

アップロード

ベース画像が準備されている場合は、操作画面の「Upload Image」を選びます。この項目は「Paint New Image」の隣にあるはずです。

画像がアップロードされると、アップロードした画像が小さく表示され、その横に呪文を入力する欄が表示されます。ここに、画像に反映させたい呪文を入力します。入力後、Generateを押下すれば画像が生成されます。

設定項目

重要な設定項目はSetting欄（横長画面の場合は右端）のStrengthです。この値が低いと、元の画像に近くなります。逆にこの数値が高いと、呪文が大きく反映されるようになります。

なお、NovelAIで準備した画像を加工することもできます。加工する場合は、画像の下にあるEdit Imageを押して下さい。

使用例

img2imgは、準備した画像の表情などを変更する場合などに使うと便利だと思います。もちろん、Strengthの設定で呪文を強く反映させて、全く違う画像を生成することもできます。このような使い方以外に、風景写真のアニメ化、漫画に登場するキャラの変更（顔変更）などがあるようです。

新規作成の方は、だいたいの絵（顔と体が区別できる、程度の絵）であっても、精緻な画像を生成できます。そのため、漫画風の画像や、漫画そのものを作成することもできます。絵でうまく表現できない場合は、人形やフィギュアにポーズを撮らせて写真を撮り、それをNAIにアップロードするという方法もあるようです。

txt2img

ポジティブプロンプト（操作画面上の入力欄）に呪文を入力して画像を生成する方法はtxt2imgと呼ばれます。文字から画像をつくるという意味を込めたtext to imageの略です。これに対して、このページで紹介したimg2imgは画像と呪文から画像を生成します。