Paraviewのインストール方法と簡単な動作確認【windows】
Paraviewのインストール方法とサンプルファイルを使った動作確認をご紹介します。
ダウンロード
以下の公式サイトからダウンロードします。OSを選択するところが画面右の中央付近に御座います。デフォルトはWindowsになっているはずです。
ダウンロードするファイル
Windowsの場合は、exeファイルをダウンロードします。上記ダウンロードサイトでファイル名をクリックするとダウンロードできます。
様々な種類が御座いますが、MPIではない最新のexeファイルをダウンロードします。
インストール後、不具合が生じたときは、バージョンを落としてインストールすると、改善する場合があります。
古いパソコンや更新が滞っているパソコンなどは、不具合が起きやすいです。
サーバー
サーバーなどでParaviewを使う場合は、既にインストールされている場合が多いです。サーバーの管理者に問い合わせてください。
OS
ここでは、主に、Windowsでのインストール方法をご紹介します。Linux(ubuntやcentos)やmacOSはダウンロードするファイルが異なります。
なお、動作確認はLinux(ubuntやcentos)やmacOSにも共通する内容となっています。
exe実行
ダウンロードしたexeファイルを実行します。
実行後の操作は簡単なので、詳細は省きます。インストーラーの操作は、「次へ」→「同意する」→「次へ」→「インストール」を押します。これは、バージョンによって異なる場合があります。
動作確認
インストール後、Paraviewを起動します。
ここでは、Paraviewのサンプルファイルを使って動作確認をします。使用するサンプルファイルはheadsq.vtiです(Paraview5.9.1)。
ファイルを開く
Paraviewの画面左上にある「ファイル」のアイコンをクリックします。そして、examplesのフォルダにあるheadsq.vtiを開きます。
画面左の「Apply」を押します。「Apply」を押した後は下の画面になります。
以降は、断面を切るなど様々な操作が可能です。ここでは、どういったファイルなのか調べるため、コンターをつくりたいと思います。
コンター作成
「コンター」のアイコンをクリックします。下画面の場合、電卓の右横にあるアイコンが「コンター」です。
「コンター」を押した後は、画面左の「Apply」を押します。画面左の「Value Range」を1250程度にすると、下の画面のようになります。なお、「Value Range」の値を変更した後は、再び「Apply」を押す必要があります。
「Value Range」を500程度にすると、さらに違った画像になると思います。
以上で、簡単な動作確認は終了です。
画面がうまく表示されない、途中でフリーズする、もしくは、Paraviewが落ちるなどの不具合がある場合は、Paraviewのバージョンを落としてみて下さい。